部活を辞める前に考えるべき9つのポイント

モチベーション

前回出した「部活をやめる際に確認しておきたいのチェックリスト5選」が好評だったので今回は改めて、部活をやめたい人に向けて参考になるポイントを9個アドバイスしていきます。

本の記事の内容は、部活をやめたい人に向けて「部活をやめる前にやらないと後悔してしまう」行動をまとめました。一つ一つの項目は、私の経験や私の周りで部活をやめた人の意見が参考になっています。是非一読していただき部活をやめるかどうかの判断材料にしていただければと思います。

また、最後には私が部活をやめる前に読んでいた本を紹介するので、もしよければ手にとってみてくださいね。

※前回記事はこちらから↓

この記事を書いた人
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今回の記事はすべて私が高校時代にバドミントン部をやめた経験から来ています。あくまでも本記事は参考までにどうぞ。

やめたい理由を明確にする

やめたい理由を明確化しましょう。

あなたはなぜ部活をやめたいのですか?

一度ペンを持って紙に言語化しましょう。

あなたは無意識になんでやめたいのかという理由を抱えています。これを書き起こしましょう。

これをしっかり行うことによって、のちのち自分で部活をやめたことを自分自身で納得できるようになり、やめたあとの後悔が少なくなります。逆に、ここをおろそかにすると本当に後悔します。

読者の学生さんたちも一度ペンを手にとってこのワークをやってみてください。

目標の再確認

部活を続けることで達成したい目標があるかどうかを見直しましょう

部活をやめることの最大のデメリットは時間が経って自分自身が後悔するということです

みなさんは部活に入る時に、無意識のうちにこの部活をすることで、「この部活に入ることで何かしら得られるな」と思って入部しています。人によっては、大会に出ることや部活が学チ力になるからする人、好きな人がいるから続けている人や周りの人がみんな入るから周りの評価を気にしてはいる人や理由は様々です。

もしあなたが受動的な理由で入部したのであればすぐにでも退部届を出しましょう。

こういった人であれば部活をやめても後悔はしません。

時間の使い方

私の経験から、部活をやめた後あなたの感情は2つのフェーズを経験します。まず初めに、やめたことによる物凄い解放感。やめた直後はほんとにすがすがしいです。すべてのしがらみから解放された感覚になります。

しかし、しばらくたつと、あなたは部活で輝いている人を見るにつれて虚しくなる第2フェーズが訪れます。この時はとにかく部活をやっとけばよかったなぁとそこそこ後悔します。

このようにならないためにも部活を辞めた後、その時間をどのように使うか事前に計画を立てましょう。

部活と受験のバランス

これは受験生であれば非常に難しい問題です。

まず、私の意見として多くの受験生は受験を理由に部活をやめるのはあまりよい選択とは言えません。

理由は2つあります。1つは、部活動の時間を勉強にあてたとしても、その時間を質の高い勉強時間にすることは凡人であればできないからです

2つ目の理由は、部活動をやめることによるコミュニティの損失でメンタルが悪化するからです

メンタルはあなたが思っている以上に重要です。あなたは、好きなことを想像して勉強に力が入らなかったという経験はありませんか?もし、メンタルが悪化すると、今まで想像してた好きな人が不安に置き換わります。

基本的に人間はコミュニティに属して会話をしないとメンタルが悪化します。メンタルが悪化すると勉強に力が入らなくなるので結果的に部活に入っていた方がよいというわけです。

ただ、これはあくまで偏差値50程度の学生さんを想像していますので東大や京大を目指すようなかたは部活をやめるまたは、浪人を考えるべきでしょう。

チームメイトとの関係

チームメイトとの関係の今後を考えましょう。具体的なアクションは2つです。

1つは、チームメイトになぜ自分が部活をやめたいのか伝えることです。この時、チームメイトに納得されなくても大丈夫です。伝えたという事実はあなたが部活をやめた後の後悔を和らげてくれます。

2つ目は今後今の部活のメンバーと残り学生生活どのような関係性でありたいか言語化しましょう。あなたが部活をやめても学生生活は続きます。しっかり部活をしている自分とやめた後の自分を区別するためにもこの行動をしっかりやってほしいです。

この時べつに「今後も仲良しでいたいな」ときれいに考える必要はありません。「この人とは学生の間はある程度距離を開けておこう」と考えても大丈夫です。重要なのは、とにかく言語化して自分で納得することが、不安を抱えずやめた後の後悔を減らすという点においても大切です。

指導者との相談

部活の顧問ともしできそうなら、やめたい理由を言語化したものを伝えるのもよいでしょう。伝えたほうがいい理由は、チームメイトに伝える理由と同じでやめた後自分の後悔を減らすためです。

ただ、顧問に伝えるというのは相当チームメイトに比べてハードルが高いでしょう。話せないくらい難しいしいようであれば顧問にではなく他の先生に伝えてみるのをおすすめします。とにかく、先生に伝えたという事実があなたが部活をやめた後の後悔を減らす重要な要素であると考えてください。

家族の意見

一度家族に相談してみましょう。

まず、自分がなぜ部活やめたいのかしっかり言語化して、理由を伝えてください。その上で家族が理由もなく何となく続けたらと言ってくるようであれば、家族の意見は無視して退部届を出しましょう。

あなたの精神が壊れてからでは元も子もありません。

将来を考える

将来を考えましょう。

部活動で得たチームメイトとの経験は今後の財産になります。思い出は年を取るにつれてより大切なものになっていきます。もしこれがないとあなたはおそらくずっと後悔することになるでしょう。

もし、部活動をやめた後の自分がスマホをスクロールしまくる人生なら部活は続けるべきでしょう。

代替案の検討

部活を辞めた後に他の活動や趣味を見つけることができるかを考えましょう。

部活をやめた後、何もしないでいると喪失感に襲われます。また、別の部活に所属したり勉強に力を入れたいのであれば塾に入るなど部活をやめたことで浮いた時間に何をするか代替案を考えておくべきです。

私は海外に住みたい夢がありました。だから部活をやめた時間でとにかく英語を勉強しました。部活をやめてその分ある程度は後悔はしました。しかし、結果的には英語を学んでおいてよかったなぁと3年後の私は実感しています。

結び

部活をやめるのは大きな決断です。続けるにしても続けないにしても後悔は年をとるにつれて必ずでます。しかし、後悔の少ないよう自分自身で、納得して前に進むことが重要であると思います。これを読んでいるあなたは、部活をやめるやめないに限らす、後悔が少ない決断はどっちかというのを常に意識して生活してみてくださいね。

下記に貼り付けたのが私が部活をやめるちょうど間際に読んでいた本です。もし興味があれば手にとってみてください。

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