HSK4級合格完全ロードマップ|確実に合格する勉強法と対策ガイド

モチベーション

本記事ではHSK4級に確実に受かるロードマップを私の経験を基に提供していきます。

この記事をご自身の学習方法を確立するための参考になればと思います。

前書き

(※本文はこの記事のタイトルの内容と話がずれるので、興味ない方は飛ばしてもらって大丈夫です。)

 私は、AIがより今後発展していく未来を想像した時にハードスキルに関する勉強として重要になるのは「言語」と「テクノロジー」だと思っています。

 皆さんも恐らくご存知だと思いますが、論破王の黄色いパーカーをよく着ているおじさんは、”簿記を取ればくいぱっぐれないから簿記はとったほうがいい。”的な事を謳っているのをよくインターネット上で見かけます。しかし、本当そうなんでしょうか?そもそも、企業が経理人材(簿記)で求めているのは正確性と信頼です。(あくまで計算に限りです。概念としての簿記学習はソフトスキルとして重要だと思います。)

 想像してみてください、最近簿記2級を取った人とAIまたは熟練で簿記を扱って仕事をしている人、どちらに企業は仕事を任せたいでしょうか。

 一部の人は前者と思う人もいるかもしれませんが、多数派の意見として後者になることは少し想像して考えれば明白だと思います。

 私は現在大学2年生で4月から3年生になります。時期的に就活を意識しだす頃なので、周りをみわたすと簿記を勉強している人がちらほら見られます。彼らに話を聞いてみると、「就活で使えそうだから」とか「くいっぱぐれないから」といった、何となくやっている人や、簿記を勉強すること自体が自分自身の就活不安を払拭するための手段として勉強している人が多い気がしてなりません。彼らが悪いわけではありませんが、こうした、自分の頭で考えないで何となく周りがいいというから勉強するといった流れが私的にすごく違和感に感じます。

 AIが進化し趣味以外で私たちは特定のスキルを勉強する価値が大幅に下がって来ています。しかし、私は、その中でも冒頭に述べた「言語」と「テクノロジー」の学習は以前重要であると思います。ここまで読んでいただいたなら「テクノロジー」の学習が重要であるは何となく考えられると思いますが、私が強調したいのは「言語」学習です。

 昨今確かに同上通訳の技術の発展に連れて言語学習をしなくても世界中を旅できるようになりました。しかし、人同士の繋がり、コミュニケーションとしての通訳はやはりテクノロジーのフィルターを通すとやっぱりそこに解釈のギャップが生じ、深いところまで仲良くは慣れないでしょう。

 歴史を見てもらえれば、人同士のつながりがいかに人類史を動かしてきたか、わかると思います。私は人同士のつながりは普遍的に重要なもだと思います。だからこそ、もしドラえもんの翻訳こんにゃくのようなものができたとしても、人同士のつながりにおいてその人の言語をしっかり理解しているというのは重要だと思います。

 ここまで読んでいただいた方、ありがとうございます。長々となりましたが、言語学習は今後先の未来を生きる上で物凄く重要なものだと思います。この記事に来てくださった方は中国語を勉強したいという駆け出しの段階にいる方が多いのではないでしょうか?素晴らしいことです。言語学習は継続が命です。少しずつでもいいので、読者のみなさん全員で頑張って勉強していきましょう。

HSK4級合格後のあなたの中国力は?

 上記に記載した表はHSK公式ホームページに乗っているHSK4級所得した人がどの程度の語学力を身につけているか書いてあるものです。このテキストの中には、「お互いに緊張しないで母語話者とやり取りができるくらい流暢かつ自然である。 」とありますが、実際は少し異なります。

 まず、HSK4級を取得するだけでは流暢な会話は100%できません。理由は、このテスト自体が、①合格点が60点以上でいいこと。②口音(スピーキング)がない事。③日本人であれば何となく解けてしまう(特にリーディング)こと。があります。

 そのため、たとえHSK4級を取得しても話せるようにはなれません。かといって、HSK4級の勉強が無駄になることは全くありません。

 この表は私自身の経験と私の周りのHSK4級所得者の声を基にして作成したものです。言語習得の手段としてHSKを利用する場合は上記の図を参考にしてもらえればと思います。

 HSK4級までとHSK5級より先のレベルの差はとんでもなく大きいです。4級までであれば日本人であれば何となく解けるかもしれませんが、5級以上から中国語独自の文法や単語が数多く新出するためレベル差が創造よりも大きいです。

 そのため、HSK4級の勉強意義としては言語の基礎力を育てることにあります。例えば、発音や耳慣れ、文法感覚を身に着ける段階です。その後、ロジックを理解して文法や発音、新出単語を抑えていくにつれて徐々に話せるようになるという感じです。

 なので、HSK4級を取得しても話せるようにはなりませんが、話すためには絶対に通らないといけない中継地としてとらえていくのが良いでしょう。

使う教材

  • HSK4級公式過去問題集
  • 阿波連の「【中国語単語】これ1本で599個のHSK4級単語を全部覚えよう!」
  • ゆうきの中国語の「【超有料級】ゼロから学ぶ中国語 | 初級で習う89個の文法を完全解説」

の主に3つです。

HSK4級公式過去問題集

 試験合格のために、過去問を解くのは試験の鉄則です。マストで買いましょう。

中国語検定HSK公式過去問集4級 2021年度版 単行本(ソフトカバー) – 2021/12/10https://amzn.to/4hm4PPS

 私がやっていた過去問の解き方として、第五回目だけまるまる残しておいて、あとの第一回から第四回の過去問を小分けにして意味を理解しながら解いていくやりかたです。それが終わったら第五回を通しでやるといった流れです。HSKの試験自体そんなに長いテストでもないので通しでテストする必要ないと思います。

阿波連の「【中国語単語】これ1本で599個のHSK4級単語を全部覚えよう!」

 次に単語力をつけてください。私は何冊か単語帳を購入しましたが、正直全く単語帳は買う必要はありません。

この動画のいいところは再生しておけばとりあえずOKということです。単語帳だといちいち開いたりするのが、面倒ですがこの動画であればその必要はありません。ピンインや例文も付いているので中国語の感覚を身につけることができると思います。

ゆうきの中国語の「【超有料級】ゼロから学ぶ中国語 | 初級で習う89個の文法を完全解説」

 HSKの最後の章に作文があります。そのため、多少の文法知識が必要です。そこで私がおすすめしたいのは、ゆうきの中国語の「【超有料級】ゼロから学ぶ中国語 | 初級で習う89個の文法を完全解説」です。

 これをお勧めする理由として、最低限度の文法事項がテンポよく紹介されているということです。例えば、把構文などのHSK4級で頻出する構文を幅広くカバーしているのでおすすめです。

必要時間、労力

 私は、中国語をゼロから始めて1年でHSK4級を取得しました。短期集中型でやってはいなかったので、わりと伸びてしまったなという印象です。

これが2024年3月に私が取得した試験結果です。先ほど紹介した勉強内容を日々5分だけもいいので毎日触れるようにしてました。なので、時間に換算するということはできないですが、一回の勉強がたとえ少なくても続けていればHSK4級程度なら受かるんだな程度に思ってもらえればと思います。

結び

これで今回の記事は以上となります。いかがでしょうか?読者の方でここを最もふかぼって欲しい!という要望があればXもやっておりますのでそのほうにメッセージを送ってもらえればと思います。

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